先日、 Global Working Groupの定期会合が開催され、今回は特別ゲストとして、NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)若林事務局長と一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク稲葉専務理事が参加されました。



2019年のG20は大阪開催。毎回G20の開催に合わせ、各国首脳へ市民社会等から提言する Civil Society 20(C20)という7つのテーマでエンゲージメントグループから成る会合が開催されます。
JANIC・SDGs市民社会ネットワークがその共同事務局を担う予定で、今回は先日ブエノスアイレスで開催されたC20や2019年への想いについて、プレゼン頂きました。
(参考)C20:http://g20.org.tr/engagement-groups/civil-society-20-c20/

C20は、各国や国際機関が考えるG20のアジェンダを議論するだけでなく、そこでは議論されていない市民社会からの声・政策を提案していく役割を負っています。
過去、伊勢志摩サミット等で国際協力NGOが一丸となり各国首脳へ提言していましたが、国内外の問題の境が薄れている今、「日本の国際協力NGO・ローカルのNPO・ソーシャルビジネス等々が市民社会として協働し発信することが大事」とのこと。

途上国から「我々の声を届けてほしい」というニーズもあがっており、日本の市民社会の声を入れつつ、C20は過去参加した各国の市民団体(500ほど)と議論し、提言がとりまとめられます。

新公連内の団体からも国内の国際協力NGOや他国のソーシャルセクターとの連携ニーズは増えてきており、今回は直接最新情報をうかがえる貴重な機会となりました。



(当日の新公連側参加団体例: クロスフィールズ、ETIC.、SROIネットワーク、ACE、日本ファンドレイジング協会、マカイラ、manma、キズキ、PLAS、RCF)