【ガザ地区での武力行為に対する非難声明】

 イスラエルとパレスチナ・ガザ地区で10月7日から始まった武力行為により、双方の市民に多数の死傷者が出る事態となっています。
 イスラエル軍は、10月27日に大規模な空爆を行った上で、ガザ地区への大規模な地上侵攻に向けて準備を進めていると発表しました。
 今後、さらに多くの罪のない市民が犠牲になることが危惧されています。

 新公益連盟は、社会的排除や抑圧、貧困、不正義によって苦しむ当事者に寄り添い続ける民間非営利組織の立場から、ガザ地区での暴力行為を強く非難し、武力行為が即時に停止されることを望みます。
 暴力に対して暴力で応える行為は、次の世代に憎しみしか残さず、この連鎖を断ち切る勇気が必要です。

 日本政府には、武力紛争の即時停止に向けた働きかけを行うとともに、市民に対する人道支援の実施をリードすることを求めます。


令和5年10月30日 
特定非営利活動法人 新公益連盟 
代表理事 白井 智子 

【声明文】ガザ地区での武力行為に対する非難声明(10月30日)