特定非営利活動法人 新公益連盟 が26年2月に開催した「新公連 総会&共創ダイアローグ 2026」において、新たな役員体制が承認され、その後に開催された臨時理事会にて、26年度からの共同代表理事体制が決まりました。

新公連 総会&共創ダイアローグ 2026 の様子



新たな共同代表理事には、NPO法人クロスフィールズの小沼 大地、認定NPO法人Learning for Allの李 炯植に加え、
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの三島 理恵が就任します。
また、認定NPO法人サービスグラントの岡本 祥公子、認定NPO法人PLASの門田 瑠衣子が新たに理事となり、多様なセクター、地域、活動分野を代表する計12名(うち新任3名)による役員体制となります。

新たな共同代表理事体制

 

新公益連盟は2016年の団体設立以降、NPOを中心としたソーシャルセクターのプラットフォームとして、行政や企業と連携し、セクターの枠を超えた社会課題の解決およびエコシステムの構築に取り組んできました。

この10年間でも社会課題はさらに深刻化・複雑化しています。加えて、民間企業やスタートアップが社会課題解決を主導する動きがさらに加速するなど、ソーシャルセクターを取り巻く状況は大きく変化しています。また、米国においてはソーシャルセクターの活動が政府によって大きく制限されるなど、市民社会のスペースが制限されるといった事象が世界各地で発生するようになってきています。

こうした背景を踏まえ、新公益連盟では役員体制の刷新後も「NPOを中心としたソーシャルセクターのプラットフォーム」としての機能をさらに高め、以下の重点テーマのもと引き続き活動を推進していきます。

  1. NPO/ソーシャルセクターの再定義から実装に向けた対話のリードと発信
    ソーシャルセクターのリブランディング・再定義を継続し、新公益連盟が考えるNPOの目指す方向性を指し示すとともに、その社会実装をリード・発信します
  2. ビジネスセクターとの健全な協力関係構築と機能強化
    経済同友会、インパクトスタートアップ協会等の経済界との連携をさらに強め、会員・当法人と経済界との人材交流や協働の成功事例を生み出していきます
  3. これからのソーシャルセクターを牽引する次世代・担い手の育成
    先行している団体の経営/事業ノウハウを若手・新規団体へと承継するとともに、ソーシャルセクターの価値を発信することで次世代のソーシャルセクターへの流入を促します。
  4. 新公益連盟としての適切な運営と組織基盤強化
    幅広い事業を適切にさらに力強く運営するため、事務局体制の増強などにより、資金調達・政策提言も含めた組織体制の強化に取り組みます。

 

■共同代表理事からのメッセージ
小沼 大地(クロスフィールズ 代表理事)
新公益連盟の共同代表に就任してから、早いもので約2年が経ちました。この間、国内外で社会課題はますます深刻化と複雑さを増し、中東情勢をはじめとする国際的な緊張や社会の分断が広がっています。そうした中で、市民社会やNPOの役割の重要性は一層高まっていると強く信じています。こうした時代だからこそ、当事者の声に寄り添いながら社会を変える挑戦をセクターを超えて後押しし、ソーシャルセクターを担う人と組織が力を発揮できる環境を広げていきたい。2期目も新公益連盟に集う仲間の皆さんとともに、日本のソーシャルセクターの可能性を力強く切り拓いていきたいと思います。

李 炯植(Learning for All 代表理事)
新公益連盟が設立されて10年が経ちました。この間、現場で感じてきたのは、社会課題の深刻化と同時に、一つの団体や一つのセクターだけでは解決できない問題が確実に増えているということです。だからこそ、互いの強みを持ち寄り、セクターを超えてつながることに、これまで以上に大きな意味があります。引き続き共同代表として、ソーシャルセクターの認知向上や次世代の育成、ビジネスセクターとの連携などに、仲間たちと向き合っていきます。ソーシャルセクターが、社会の中でより大きな力を発揮できる未来を、着実に作っていきましょう。

三島 理恵(全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長)
NPOでのキャリアも、気づけば15年以上になりました。未熟だった私を受け止め、励まし、NPOというキャリアの道を示してくださった多くの先輩方に、心から感謝しています。最近、私は互助の時代に入りつつあるのではないかと感じています。包摂性を失った競争社会は人を孤独にし、社会を脆弱にしました。しかしその一方で、人と人とのつながりを作る活動も広がっています。誰かを支える人を支え、その支えが次の支えを生む、そんな連鎖が社会を温かく、しなやかにしていくのだと思います。NPOや市民活動は、そのつながりを生み出してきた大切な存在です。互いに励まし合いながら、これからの社会を皆さんと一緒に育てていければうれしく思います。これから、どうぞよろしくお願いいたします。

 

■役員の紹介(今後の運営体制)
共同代表理事
小沼 大地(クロスフィールズ 代表理事)
李 炯植(Learning for All 代表理事)
三島 理恵(全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長)

理事
今村 久美(カタリバ 代表理事)
呉 哲煥(CRファクトリー 代表理事)
高橋 由佳(イシノマキ・ファーム 代表理事)
竹田 和広(ウィルドア 共同代表理事)
利根川 裕太(みんなのコード 代表理事)
松中 権(グッド・エイジング・エールズ 代表)
岡本 祥公子(サービスグラント 共同代表)
門田 瑠衣子(PLAS 代表理事)

監事
鬼澤 秀昌(BLP-Network・弁護士)