先日、新公連広報ミートアップを開催致しました。
新公連は現在、正会員が90団体を超え、パートナー会員も含めると100団体を超え、様々な団体、ステークホルダーが関わるよう組織体になっています。 その中から生まれた事業、イベントも複数あり、新公連をハブにソーシャルセクターの動きも活発化しつつあります。

一方で、これだけの団体が加盟してるにも関わらず、各団体のスタッフが持っているナレッジ、抱えている悩みや課題を共有出来る場があまりなく、繋がることで生まれる化学反応を起こせないかという思いがありました。
そこで今回、各団体の広報担当者にお声がけして広報ミートアップを開催致しました。



今回の広報ミートアップには、クロスフィールズ・CAMPFIRE・RCF・育て上げネット・キッズドア・PIECES・青春基地・マカイラ・なんとかなる・TFJ・フリーザチルドレン・WIT・フローレンスの13団体が参加しました。

「広報戦略をどう立てればいいか分からない」「リソースが足りない」等、様々な問題を抱えながら日々取り組んでいる広報担当者。その課題を共有して、すでにその課題に取り組んでいる、解決しつつある団体からのアドバイスや意見を聞くこと、知ることはとても貴重な機会になりました。

代表の発信力、影響力のみに頼るのではなく、いかに団体としての発信力を高めていくか。
「人」というリソース不足を解消していくために「プロボノ」を有効活用出来ないか。
団体の枠を超えての情報発信やイベント開催、プロジェクトの立ち上げなど連携を促進していく
この場で各団体の取り組みや課題を共有しつつ、解決策、今後の展開、具体的な連携案など活発な議論が行われました。

参加された皆さんが仰っていたのは「NPO広報の横の繋がりが出来たことが大きい」、「同じように取り組んでいる人たちとナレッジ、課題を共有し合えるのはありがたい」、「今までは団体内、一人で抱えていたので、共有できる場が出来てよかった」、「現場レベルの話ができていないことあった、具体的に悩み共有できるのは良かった」ということでした。

繋がることで生まれること、進むことがあると思います。今までは例えば一人で、クローズドでやってきたことが、繋がることで、共有することで解決すること、先に進めることもあると思います。
何より同じような課題や悩みを抱える人とその課題や悩みを共有出来ること、一緒に悩みながらも考えていけること、自分だけではないという安心感を持つことはとても大きなことだと思います。

今回をスタートとして、今後も定期的な集まり、情報交換、共有の場、そしてここから新たな動きを生み出していきたいと思っています。